- EVENTS 01
長州出島
30年の時を経て実現した
人工島
沖合人工島(長州出島)も下関青年会議所の提案から誕生しました。
1979年に下関経済の浮揚策として新国際港問題特別委員会を設置し、下関青年会議所30周年の時に、新国際港を機軸にした、「アーバン2001下関の国際化についての提言」として発表しました。その後も、各行政機関とシンポジウムを開催したり、市民アンケートをとったりと継続的に活動を続けました。1985年には、単年度制の青年会議所の委員会では活動しづらいこともあり、新たに下関21世紀協会を発足しました。発表当時、この構想はその壮大さ故、夢物語だと言われていましたが、多くの方の協力を得ながら、アーバン2001構想の熱い思いは脈々と受け継がれ、2009年、遂に、長州出島として供用開始まで漕ぎつけました。現在では、世界最大クラスの5万トン以上の大型クルーズ客船についても受け入れ可能です。2023年には、乗客定員5千人を超える世界最大級の豪華客船MSCベリッシマも初寄港しております。
- EVENTS 02
馬関まつり
下関青年会議所から生まれた
県下最大の市民祭
今なお続く馬関まつりも下関青年会議所から生まれた事業です。
高度経済成長期が終わり、戦後初の実質成長率マイナスを記録した1974年、下関青年会議所が街の活性化の為に「歌と踊りとみんなの夜市」を下関市体育館周辺で開催したのが始まりです。現在では山口県下最大の40万人を超える人出で賑わうまつりへ成長し、下関市民に夏の終わりを告げる風物詩として開催されています。馬関まつりは市民文化として根付き、下関市民にとってかけがえのないものとなっています。時代は変わり、形は変われども、馬関まつりは下関市民の夏の風物詩としてあり続けなければなりません。「市民祭」としてあり続ける為には、多くの市民の方がまつりに主体性を持って参画し、運営していくことが重要です。つまりは多くの市民の方に「馬関まつりを未来永劫続けていきたい」という思いを持っていただくことこそが、我々の役割なのです。
- EVENTS 03
トリオ交流
半世紀にわたり育まれた
国境を越えた友情
現在、下関青年会議所はJCI Korea-Busan(韓国/釜山青年会議所)と福岡青年会議所とトリオJCとして友好締結しております。
トリオJCは1965年、まだ日韓が正式に国交正常化する前に民間での交流の先駆けとして釜山JC・福岡JC・下関JC・の3つの青年会議所で締結され、2025年にはトリオJC締結60周年を迎えます。今もなお、お互いの創立記念には訪問しあい、友情を深めております。日本全国でも3都市間での友好締結を結ぶトリオJCとして60年も続いている団体は唯一無二であり、この友情は下関青年会議所の財産です。